40、50代で再起する人のために伝えたい復活マインド。48歳で落選したら無一文は想定外の人生だった~その4 深夜トラック運転手「どんなときも終わらない仕事はない」

 →前回 その3 PTA「無駄なことにチャンスがある」

今回は深夜トラック運転手の話です。

第2回目で書いた、新聞折込チラシを新聞販売店に配達する深夜トラック運転手に就職した件ですね。

それまで30年間ほど自衛官だったわけですから、48歳になり全く未知の民間会社で新しい仕事を始めたわけです。

トラック運転手というと単純に荷物を積んだトラックを運転すれば良いだけと思うかもしれません。

ところがそんな簡単な仕事では月に20万円も稼げません。それは深夜トラック運転手でも同じです。

私が勤めた新聞折込広告を新聞販売店へ配達する仕事とは、30〜50種類の異なるチラシを積んで深夜のうちに40〜50店へ配達する仕事です。

曜日によってチラシの量は違いますが、多いときは3〜4トン分のチラシ広告を積んでます。それはトラック荷台のチラシで自分の身長が埋まってしまうレベルの量ですね。

そのチラシを配達ルートと各店に降ろす伝票を考慮して、間違いなく降ろせるように並べて積まなければいけません。

そして、新聞販売店の店先で伝票を見ながらチラシの山の中から必要なものを抜き出して降ろしていきます。

チラシは2000枚ごとに梱包されてますので、例えば伝票に800枚とあれば2000枚の中から2/5だけ抜き出して紐でくくり降ろします。

そうして40〜50店舗を周ってチラシがすべてキレイにして無くなれば仕事は終了。各店舗ごとに異なる種類と異なる量を正確に配達するのは、かなりの特殊技能です。

仕事は完全歩合制ですが、仕事量をこなせると認められなければ仕事量(賃金)は増えません。私の場合は手取りで30~40万円/月くらいでした。

毎日15時に出勤し、3〜5時間かけてトラックにチラシを積載。その後、朝までかかって配達します。マジで終わらないときはお昼過ぎまでかかってしまったことも… もちろん徹夜のまま翌日の仕事に入ったこともありました。

積載するときにフォークリフトを使えることもありますが、基本的にはすべて数トン分を人力&手押しカートで行います。

もちろん腰を傷めないよう、全身(特に腹筋)を使って重たい紙チラシを運びます。

実はこの仕事をしているとき、微妙ながら腹筋が割れてました(笑) というか、お腹の無駄な脂肪が激減しました。

この話から得られた経験は、40、50代になってからいかに新しい仕事と向き合うかということ。

それまでに30年分の社会人経験があるものだから、どうしてもモノの考え方に自分なりのルールができてしまいます。40、50代ともなると、それが頭の固さになりがち。

でも稼げる仕事をするためには、どうしても普通の40、50代が敬遠するようなキツイ仕事をせざるを得ないでしょうね。

何を言われても謙虚に20代のごとく仕事をする。これが素直にできない人は再起は難しいかと。

そしてどんなに手際よく仕事が出来なくても、途中で諦めずにどうすれば出来るかを試行錯誤しながら必死にしがみつくしかありません。

よく世の中には楽にお金儲けができると豪語する方がいますが、そういう人はごく一部の限られた運の持ち主か、もしくはすごく優秀で頭の良い方です。

私は普通の高卒な凡人なので、とにかく諦めないことを信条にして新しい仕事に立ち向かってました。

そして仕事がうまくいかず朝になっても終わらないときは、いつもこの言葉を自分向けて口ずさんでました。

ルール4「どんなときも終わらない仕事はない」

次回は日雇いバイトの話です。

じゃあ、またね〜 Σ( ̄。 ̄ノ)ノ