人はそれぞれ聞こえている音楽が違う

感覚で聴くか、形式の中での解釈を味わうか

 
今夜は地元の公民館にて、ベンルリン・フィルのメンバーによるピアノ・トリオのコンサートを聴いてきました。

普段、都内のコンサートホールで聴くコンサートと違い、地方(埼玉県)の公民館ではいろんな気づきがあります。

それは、日頃クラシック音楽に親しんでいない方々は、音楽に対する反応がまったく異なるということ。どちらかというと、音楽を感情という感覚を通して聴いています。

つまり、解りやすいメロディーや感情的な盛り上がりを感覚的に聴き、心が躍るように音楽を味わっているのだと思います。

え? と思うかもしれませんが、私は音楽を感覚で聴いていません。あくまでクラシック音楽を構成する形式の枠組みの中で、どんな風に音楽を表現しているかを聴いています。

ですから、そんな解釈表現ができるのかとか驚きの衝撃に遭遇した時に、熱狂的にブラボー!と興奮します。そうでもないときは、単純に素晴らしい音楽を聴かせてくださったことに感謝しながら聴いています。

これはもう明らかに、脳の音楽伝達神経の仕組みが違うのだと思います。まったく聞こえている音楽世界が異なるのです。

前者の方々は、楽章の間でも惜しみなく拍手をします。音楽がそういう風に聞こえているのだから拍手して当然なわけです。

後者だと、曲全体の形式という枠組みが脳内に出来上がっているので、曲間にはどうやっても拍手ができません。脳が不自然だと拒絶してしまうのです。

どちらが良いとか悪いとかという話ではありません。まったく聞こえ方が違うのだから、これはもうそういうものだと思うしかないのです。カラオケさえも感覚で楽しむことができないのですから…

 
じゃあ、またね〜 Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

3年ぶりのサントリーホールで想いを再び

音楽は元気エネルギーを伝える

 
今夜(11/6)、3年ぶりにサントリーホールへコンサートに出かけました。

半年前の発売初日に購入した、カティア・ブニアティシヴィリのピアノ・コンサートです。

私が音楽稼業に終止符をつけたのが、3年前の11月5日。その後の選挙〜落選を経て、どん底の無一文な時期に100個の夢を書き出しました。

その中の一つが、「サントリーホールでコンサートを聴くこと」。今夜、その夢の一つを叶えたことになります。

そんな大した夢ではありませんが、こうしてサントリーS席の中でも私評価で最高の席(2階RB1列14番)で聴くことができました。

まだまだ不安定な生活ですが、やっとここまで来たなぁという心境です。

こうして最高のステージで世界のトップ音楽家を聴けて、最高の元気をいただきました。

音楽が他の芸術と違うのは、目に見えるカタチに残らないことです。だからこそ、その音符が通り過ぎる一瞬に、聴く人の心に大きなエネルギーを伝えます。

音楽人の端くれであった私は、東日本大震災の被災地で、人の心に音楽のような元気エレルギーを伝えたいと決意し、政治の道を志しました。

今夜のコンサートを聴いて、その想いを再確認しました。やはり、音楽の持つ力は偉大です!

 
じゃあ、またね〜