日刊チャレンジ派人生 vol.27 ライフログ

・競争すること
資本主義体制の国々では、「たとえ貧富の差が生じるとしても、自由な市場経済で多くの人びとはよりよくなる。」と考えられています。大切なのは、機会の平等です。その結果負けてしまっても、再チャレンジすればよいのです。この競争によって、より多くの人々が幸せになれます。
逆に、日本では結果の平等が求められています。誰もが公平な社会。お上から与えられるものは、公平に分配されます。この公平感によって、私たち日本人は多少の不利益を感じつつも、より多くの人が幸せを共有します。
税金にもそのお国柄が現れます。多くの資本主義国では、国民全員がフラットな一律税率を課せられます。頑張れば頑張っただけ、自分の利益は多くなります。
日本では、高額所得者ほど最大で税率50%近くも支払います。その代わり、中低所得者は、ほとんど支払いません。その結果、残った手取額が公平になります。
ま、これがお国柄ってものでしょう。最近の日本人は、海外へ出て行くことを嫌う傾向があるそうです。多くの人にとって、公平な社会は居心地が良いのかもしれませんね。

・世界に飛び出せない国
日本の優秀なメーカーが、どうして海外でシェアが取れないのか? その要因の一つは、国内競争が高すぎてパワーを使いすぎてしまうことだそうです。例えば、液晶テレビの世界シュアは、韓国のサムソンです。本来なら、シャープとか東芝だと思うのですが、国内での熾烈な競争の結果、世界に打って出るには営業の体力不足になっています。シャープの液晶技術は、誰もが認める世界の一級品です。ですが、シャープは液晶オンリーのメーカーではないのです。日本中の液晶メーカーが一つにまとまって単独メーカーになれば、今頃は世界中が日本製になるはずでした。しかし、今や世界中はサムソンです。ハードで一番でも、ソフトが弱いのです。
スパコンが世界一になったとニュースがありました。スパコンの世界に、あまり営業が左右されないことを祈ります。これは極論ですが、技術は2番以下でも良いのです。営業が1番になるのが、結果的に1番だと思います。その昔、技術力がピカイチだった国産OS・BTRONが、なぜWindowsに負けたか。もう誰も覚えてませんよね(苦笑)

・小沢征爾という不可解な音楽家
日本が生んだ世界巨匠・小澤征爾。しかし、小澤征爾氏を認めたのは、フランスのブザンソン指揮者コンクールであり、アメリカのタングルウッド音楽祭です。日本が認めた巨匠ではないのですね。しかも、本人は日本ではなく、満州生まれです。生まれも育ちもグローバルな世界人です。私個人は、小澤さんの音楽がとても不可解です。嫌いなのではなく、理解して共感したいのだけど、その良さがいまだに感じられないのです。ほんとは、私も小澤征爾の音楽に酔いしれたいと思っています。
小澤×水戸室内管弦楽団の、モーツァルト交響曲のライブCDを聴きました。音楽的な主張は不明ですが、音楽の流れがとても素晴らしいです。流れる音楽と、艶やかな響き。これが小澤流なのでしょうか。サイトウキネンも、確かに流れと響きは世界のトップレベルです。

・一応はライフログです
日刊チャレンジ派人生。一応は、ライフログという名をつけています。ライフログというと、生活の記録というイメージがあります。しかしどちらかというと、主張の方が多いです。私流のライフログとは、思考のライフログです。思ったことを、考えたことを、こうやって文章にアウトプットするログです。どうぞ、よろしくお付き合いくださいませ。
特に今日は、電車通勤のおかげで哲学にふけった一日でした。自転車通勤は、目の前の交通状況に気が散って、なかなか哲学できないのですね。



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