深夜トラックドライバーの仕事がいまいち儲からないなぁと思ったとき、んじゃ辞めて自分で商売でもやるかと閃きました。
なんて簡単に思った訳ではなく、実はそれ以前からアルバイト的に便利屋の手伝いをしてました。
やってたことは主に不用品処分や家の片付け仕事です。
でも便利屋をメインでやるにはいろいろと準備がいるだろうと思い、ネットの情報商材で便利屋の開業マニュアルを購入しました。
2万円ちよっとで買った情報でしたが、はっきり言ってクズでしたね。騙されたとまではいかないけど、商品としてはダメダメでした。
なにせ無料サイトで便利屋ホームページの作り方を解説しているだけの商材にもかかわらず、その無料サイトがすでに閉鎖されているという詐欺っぽい内容です。
でもそんなクズのような情報を手がかりにホントに開業した私も同類かな(苦笑)
便利屋開業の手順を大雑費に言うと、ホームページを作って、ネット広告出して、電話がかかってくるのを待つ。それだけです。
ウソっぽいでしょ(笑)
もちろんサイトの文章とか、ネット広告の出し方とかは、書籍を買い込んで自分なりにかなり研究しましたよ。
あと、立場の拠り所も欲しかったので個人事業主として開業届も税務署に出しました。
で、サイトを開いた翌日くらいだったかなぁ… ホントに依頼の電話がかかってきました。嘘っ、マジか! って感じ。
その後も週に数本から日に数本レベルまで電話が来るようになりました。
あとは、時間が空いてるときは地元の知り合いから仕事を回してもらったりして、それなりに忙しかったです。
ただね、これはどんな仕事でも同じなんだけど、自分一人で肉体労働して稼げる金額というのは上限があるんですよ。
この上限金額を打破するには、単価の高い労働(商売)をする、もしくは人を雇って働かせる。この2つしかないんです。
今は2つともメンターに教えを請いながらやっています。
おかげさまで仕事としてできることの幅や、営業や経営についても学んで実践しています。
最初はダメダメな情報商材を頼りに開業した便利屋だけど、今なら私がかなり実用的な開業マニュアルを作れそうな気がします。
ちなみに便利屋開業で使った資金は、およそ12万円くらいかな。
そのうち、21年落ちの中古軽トラ(11万円)を購入したのが大半です。
道具は、仕事しながら徐々に揃えました。当初は電動工具もなかったので、家具組み立ても100均のドライバー1本で、指にタコ作りながらやりました。
まるで戦後のどさくさ期に闇商売を開業するみたいな感じでしょ(笑)
はっきり言ってお金の儲け方はそこら中に転がってます。問題はそのアイデアをやり始めるかどうかです。
ちなみに便利屋の依頼内容は、たぶんテレビドラマの脚本になるくらい奇想天外で、かつドラマチックでした。残念ながら個人情報満載なので口外できないけどね。
なにせ「24時間OK、何でもやります!」と宣伝してたから、ホントに想像できないような依頼が舞い込みました。
例えば… 激臭が漂うリアルドール(リアルなダッチワイフ)を処分してくださいとか (苦笑) → ちなみにこれは全然楽な部類。
フランチャイズ展開してる某有名便利屋さんには依頼が来ないような仕事が来るんですわ。
そのうちに、便利屋開業マニュアル作ろっと。お値段は高いよ。ホントに儲かるマニュアルだからね。
じゃあ、またね〜 Σ( ̄。 ̄ノ)ノ