深夜トラック運転手って過酷なの?

投稿者: | 2020年7月25日

私が選挙で落選し事後整理が終わった直後にすぐ取りかかったのは、家族が食べていくための仕事を見つけることでした。

転職に慣れた方ならネットの転職サイトに登録し条件の良い会社を選ぶのが普通ですよね。

でも転職情報に疎い元自衛官は、新聞チラシの求人広告を見て目に止まった会社に即決で応募しました。

電話をしたその日の午後に面接に行き、翌日からすぐに働くという即決パターンです。

仕事は新聞折込チラシを各新聞販売店に配達するという深夜ドライバー。

条件は歩合制。たしかチラシ1枚が平均0.7円位で月に何枚運んだかで給料が決まります。

毎日、30〜50種類で総計2〜4万枚くらいになる折込チラシを、40〜60店くらいの販売店を回って降ろしていきます。

お昼すぎ15時に出勤し折込チラシを自分でセットしてトラックに積込む。20時くらいから周り初めて終わるのが朝方3〜6時くらい。

量が多いときは朝10時から始めて終わるのが翌日お昼過ぎという時もありました。そして1時間仮眠で積込〜配達をします。これは稀だけどね。

それで手取りが33〜40万円くらい。月によってチラシの量が変わるので給料はかなり変動します。お休みは週に1〜2日。これもチラシ量で変動します。

毎日平均2トンくらいの重たいチラシを積み降ろしするので、とにかく慣れが必要。ちなみに、この仕事の私はほぼ腹筋割れかけてました(笑)

こういう業界はいわゆる社会の底辺です。社員ドライバーは普通の方々ですが、私のような歩合制で働く中高年はそれぞれに多難な人生を歩んでる人が多かったです。

たぶん他の仕事では知り合えないような方々の半生をポツリポツリですが伺いました。意外と元経営者さんが多かったかな。

というか、県議選で落選した人の方がマジ珍しいよね(笑)

仕事ははっきり言ってキツイです。なにせ毎日数百万円分の折込チラシを運んでるので、配達漏れやミスは絶対に許されない世界。大地震でも大雪でも、新聞配達店が存在する限り必ず配達します。

間違って違うチラシを配達してしまったら、配達ルートを戻って配達ミスを修正しないといけません。

トラック荷台のチラシが全てなくなったら仕事終了ですが、配達が終わった時点でなぜか余ったチラシがあればそのミスを訂正できるまで帰宅できない。

泣く泣く仕事仲間にヘルプ電話をかけて、間違い直しを手伝ってもらった事も数度ありました。

今まで音楽演奏という自分の力量で仕事をしていた世界から、仲間同士で助け合うという仕事はとても貴重な経験でした。

トラックドライバーは一人で運転するする仕事ですが、同時にチームプレーも重要です。何事も人生はいろんな経験をしないと見えてこない景色がありますね。

結局、この仕事は1年半ほど続けて辞めました。

この間に新聞販売店の閉店統合が相次ぎ、折込チラシの量も減少して先行きが怪しくなったからです。

たしかにこの数年、新聞購読者数の激減は時代の変化を感じます。

この先、こういう昭和感全盛な仕事はしだいに先細りでしょうね。そういう意味でも、とても貴重な職業経験でした。

ちなみに今のお勧めはドライバー仕事は、Amazon宅配便ドライバー or セブンイレブンのコンビニ深夜配送ドライバーかな。どちらも月50万円はいけるかも。もちろん仕事をテキパキとこなせるセンスがあればね。という話。

じゃあ、またね〜 Σ( ̄。 ̄ノ)ノ