工事を依頼するときは値引きをしない方が良い理由

最近、家電量販店や車のディーラーで購入することがなくなったので良く解りませんが、今もお店で値引きをする人はいるのでしょうか? ネット通販で購入するのが当たり前の時代になると、価格設定からさらに値引きをするという感覚が薄れてきたように感じています。

まぁ値引きを前提としたお店だとOKかもしれませんが、そうではない工事や修理などで値引きをすることは強くオススメしません。その理由は一つ。値引きをすると業者は必ずどこかで手抜きをしないといけないからです。

よくあるのが消費税分を値引きしてくれという値引き交渉。業者もノルマをこなさなければいけない事情もあり値引きに応じますが、その際は必ずと言って良いほど作業の手抜きをしなければいけなくなる可能性が大です。

手抜きといっても悪意があってやっている訳ではありません。単純に利益が減る分だけ時間を短縮したりして対応する必要があるからです。業者の価格設定とはそういう細かな計算で設定されています。

もちろんその価格設定には遊びの部分があって、本当なら追加料金をもらうかどうか微妙なところをサービスとしてやることも可能です。しかし消費税分を値引きすれば、そういう遊びがなくなってしまいます。

たまに業界の標準価格よりも安い価格で売り込んでくる業者がいますが、これは最初から作業工程を抜いて対応することを前提とした価格設定になっています。当然ですよね。安いモノは安いだけの理由があるのです。

家庭内のちょっとしたリフォーム工事や修繕などにかかる価格にはある程度の基準額があります。例えば、1人の職人が出張すると税別で約18,000円/日ほど経費がかかります。それに作業料金がプラスされる感じですね。

そうした基準額を基にして会社は売上予測を立てています。値引きに応じるとは、そうした損失分をどこかで取り戻す見込みがないと気軽に応じられるものではないのです。<このあたりは営業マンの手腕にもよりますね。

それとは別の理由で値引きに応じる業者もいないわけではありません。それは単純にどんぶり勘定で経営をしている業者さんです。わりと個人商店などに多いですね。そんな程度の仕上がりで十分と割り切れば、まぁ利用する手もありでしょう…