先祖が武士だった人は10人に1人もいない

 
多くの日本人が伝統的な家族制度や武士道が日本古来のものだと勘違いしています。それらは江戸時代に7%しかいなかった武士階級(女・子供も含む)の伝統であり、150年前に始まった明治時代に国策として国民に強制された制度です。

つまり、先祖が武士だったと言う人は、理屈上では10人に1人もいません。なのに、武士道や夫婦や家族のあり方は、当たり前に日本古来の姿だと思い込んでいますよね。

そういう私の先祖は、ごく普通の百姓でした。それも土地を継げない次男以下です。

父方の曾じいさんは、明治時代に美作(岡山県北部)から播磨(兵庫県西部)の相生へ出て来て蒲鉾屋を始めました。

母方のじいさんは、昭和初期に周防(山口県東部)の山奥から安芸(広島県西部)の宮島口へ出て来て機械工をしていました。

まぁどちらも土地を継げない山間部の百姓の次男以下が、食い詰めて国元を飛び出た感じです。

そして私は、自衛隊に拾われて30年を過ごし、さらに紆余曲折の末に独立してなんかと生き延びている輩です。

今でこそサラリーマン(勤め人)が当たり前の時代ですが、実は多くの日本人はいろんな仕事を転々をしながら生き延びてきた人ばかりです。

日本の伝統という創られた常識に捕らわれることなく、とにかくチャンスを掴んで必死で這い上がるというのが今も昔も変わらない人生の成功パターンなんですね。

現実に家柄とか学歴とか、そんなことを誇れるのは10人に1人もいないのです。とにかく泥に這いつくばってでも生き抜くのが、多くの人にとって当たり前の生き方なんだと思います。

 
じゃあ、またね〜 Σ( ̄。 ̄ノ)ノ