ピッコロとチューバが同時に音が聞こえるのはなぜ?

今回は音楽ネタです。

吹奏楽で最高音を受け持つピッコロ。そして最低音を受け持つチューバ。

ピッコロはポケットに入るくらいの短く小さな笛。

そしてチューバはぐるぐる巻の管を真っ直ぐに伸ばせば7mもある大きな金管楽器。

この2つの楽器が、指揮者の合図「さん、し、」で音を出しました。

すると、なんと息を入れて同時に音を出すことができるんです!

まったく楽器の大きさも長さも違いすぎるのにですよ。

なぜ? なんで? なして?

そういう質問を吹奏楽部の学生に尋ねると、ほぼ全員の頭の上に???マークが浮かび上がります。

正解は… 音は空気の振動だから。

楽器に息を入れた口元で空気の振動が起こり音が鳴るからです。

ピッコロのような笛は、口元に当てる箇所である歌口に空気の渦が出来て音が鳴る。

チューバは口元にあてるマウスピースで唇を振動させて音が鳴る。

同時に空気が振動して音が鳴るわけですから、楽器の管の長さはほとんど関係ありません。

いや、楽器の長さは音の高い低いを作るのに必要なんです。

ただし音が伝わる速度の都合で、両者が300m以上離れていれば、お互いに聞こえてくるのに1秒程度の遅れが生じますよ。

まぁそんな訳でして、この話を学生に聞かせて、その上で空気を振動させることを意識しながらみんなで音を出してみようと提案すると、、、

あれまぁ不思議なくらい、とても柔らかい音が響くようになります。

自分が知らないこと、イメージできないことは出来ないものですが、逆にイメージさえできればガラッと変わるのですね。

学生に音楽指導をするときは、あえて理屈をくどくどと説明しません。

でも、求めている結果を具体的にイメージできるよう誘導すれば、自発的に気づきできるようになります。

音楽以外でも、特に哲学的なことについては自分の経験の中から引き出せるようなアドバイスができると素敵ですね。

じゃあ、またね〜 Σ( ̄。 ̄ノ)ノ